OracleダンプファイルをCSV・Excelに変換する手順
blog.publishedAt: 4 aprile 2026
oraclecsvexcelexportmigration
Oracle ダンプファイル(.dmp)に含まれるテーブルデータを CSV や Excel に変換したい——データ移行、分析、他システムへの取り込みなど、多くの場面で必要になる作業です。
本記事では、Oracle 環境を使わずに .dmp ファイルを CSV や Excel に変換する手順を解説します。
必要なもの
- Windows PC(Windows 10 以降、x64 または ARM64)
- OraDB DUMP Viewer(無料でダウンロード可能)
- 変換したい .dmp ファイル
CSV に変換する
単一テーブルを CSV エクスポート
- OraDB DUMP Viewer で .dmp ファイルを開く
- 左パネルで対象テーブルを選択
- エクスポート → CSV を選択
- 保存先とファイル名を指定して実行
出力される CSV は RFC 4180 準拠で、Excel や各種 BI ツールでそのまま読み込めます。
複数テーブルの一括変換(バッチエクスポート)
テーブルが多数ある場合は、バッチエクスポート機能が便利です。
- メニューからバッチエクスポートを選択
- 変換したいテーブルにチェックを入れる(全選択も可)
- 出力形式で「CSV」を選択
- 出力先フォルダを指定して実行
テーブルごとに個別の CSV ファイルが生成されます。
Excel(.xlsx)に変換する
- テーブルを選択してエクスポート → Excelを選択
- 保存先を指定して実行
ヘッダー行付きの .xlsx ファイルが生成され、Excel で直接開けます。バッチエクスポートでも Excel 形式を選択できます。
SQL(INSERT 文)に変換する
他のデータベースへの移行には SQL エクスポートが便利です。
- テーブルを選択してエクスポート → SQLを選択
- 対象データベースを選択:
- Oracle
- PostgreSQL
- MySQL
- SQL Server
- 保存先を指定して実行
選択したデータベースの構文に合わせた CREATE TABLE 文と INSERT 文が生成されます。
SQL Server へ直接インポート
SQL Server 環境がある場合は、CSV を経由せず直接インポートすることも可能です。
- テーブルを選択してエクスポート → SQL Serverを選択
- 接続文字列を入力
- インポート先テーブル名を確認して実行
LOB(BLOB/CLOB)データの抽出
画像やドキュメントなどの LOB データは、ファイルとして個別に抽出できます。
- LOB カラムを含むテーブルを選択
- LOB 抽出機能で出力先フォルダを指定
- 行ごとに個別ファイル(画像、PDF など)として保存されます
対応するデータ型
| カテゴリ | データ型 |
|---|---|
| 数値 | NUMBER, BINARY_FLOAT, BINARY_DOUBLE |
| 文字列 | VARCHAR2, CHAR, CLOB |
| 日時 | DATE, TIMESTAMP |
| バイナリ | BLOB |
まとめ
OraDB DUMP Viewer を使えば、Oracle 環境なしで .dmp ファイルのデータを CSV・Excel・SQL などの形式に変換できます。バッチエクスポートで大量テーブルの一括処理も可能。データ移行や分析の現場で活用してください。